小説

復讐の協奏曲  中山七里  講談社

御子柴シリーズ第5弾

30年前、少女を殺した過去を持つ弁護士、御子柴に懲戒請求書が届く。対応に追われる中、事務員の洋子が殺人容疑で逮捕される。洋子は否認しているが、凶器のナイフには洋子の指紋がベッタリと‥。

御子柴の過去を知りながら、恐れることなく淡々と仕事を続けていた洋子の過去も明らかにされる。

今作は法廷シーンが少なく、物足りなさも感じるが、シリーズを重ねるごとに御子柴の毒っ気がなくなってきており、今後どう変化していくかに注目したい。

うーたんのひとりごと  御子柴先生に人間味が出てきましたね

復讐の協奏曲 [ 中山 七里 ]

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感想(2件)

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