小説

マカン・マラン ~23時の夜食カフェ~              古内一絵  中央公論新社

シャールがお待ちしております

インドネシア語で「夜食」を意味する夜だけ開店するカフェ『マカン・マラン』が舞台。

元サラリーマン、今は派手な衣装を身にまとうドラァグクイーンのシャールが提供する料理は、カフェを訪れる疲れた人の心と体に栄養と優しさを与えてくれる。

仕事に悩むキャリア女性、手料理を食べない中学生男子など訪れる客はそれぞれ不安や悩みを抱えているが、シャールの温かい料理と真っ直ぐな言葉で癒やされ、前向きになっていく。

「こんなお店に行ってみたい」「シャールに話を聞いて欲しい」この一言につきる一冊。

うーたんのひとりごと シャールさんは頼れるオネエさん!

マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ [ 古内一絵 ]

価格:1,650円
(2021/11/21 16:31時点)
感想(9件)

-小説